6月1日(月)
このところ、うっとうしい日が続き、ロクは週末でもドッグランに行けず散歩も形だけ、運動不足気味です。 私も気分転換がほしい頃、定額給付金も出ることだし一寸遠出を思いついたのが前日(5月31日)、海でも見て美味しい魚介類でもと茨城のペット可宿を検索したけど、該当サイトは見当たらず、結局、栃木県内を探すことになり、建物もシックでドッグランも広い
La Pisteが宿泊可能と言うことなのでここを予約しました。チェックインは午後3時だけど1時頃からドッグランは使えるとのことなのでこの午後1時を目指し高速道路使わず、一般道路を通ってゆっくり出かけましたが、平日で道路が空いていたためか、途中道沿いの蕎麦屋で昼食を済ませたものの、難なく1時前には目的地のLa Pisteに到着することが出来ました。 荷物は車に積んだまま、ドッグラン直行です。暫くボール投げで遊んだもののドッグランは何時ももっと広いところで遊んでいるし、他に誰も居ないのでロクも疲れたのか飽きたのか一休みです。 若葉の茂った奥に見える建物が今晩お世話になるペンション建屋の裏側です。 どんな部屋かな? 皆、僕を怖がらず楽しく団らんして貰えるかな・・・・・?
犬は好きでないと言うお母さんはミミとおやつタイムです。
チェックインまでは時間も有ることから近所を散策です。 道の両脇には何処まで続くかの牧草地です。
ここでロクを遊ばせたらロクも喜ぶだろうなと思ったけど、「立入り禁止」の看板が有るので断念です。 でも、10月~3月迄は開放されるそうです。
途中、ロクはリードを付けていたものの人も車も全く通らないのでノーリードでのお散歩です。 滅多に経験できない貴重な経験、私も開放感一杯になります。
山道脇の熊笹に覆われた原生林の様な中に入り込み涼しいのか一休みです。 ここでまでボールをニャンニャンニャンしなくても良いのにね。
ペンションに戻りチェックインを済ませ、部屋に入室後 、入浴したりテレビを見たりしていたら、夕食時刻、食堂に出向と今晩、同泊となる九十九里から来られたというご夫婦とモモちゃん一家と一緒になりました。
モモちゃんはロクのような大型犬がこの様に近づくのは初めてということでテーブルの下に潜り放しで御馳走様の後にやっと出てきてくれました。 でも、未だ落ち着かないようでモモちゃんママがなだめています。
夕食が済むと9時頃に宿泊者同士の親睦を深めるためのティータイムに集合することを約束し、部屋に戻っての一時待機の筈だったのがベッドに横になってテレビを見ていたら完全に熟睡、気付いたら11時でした。 慌てて起き上がり、食堂を覗い見たら誰も居ませんでした。 二人とも寝入ってしまったのです。
寝直しのため、犬達を連れトイレに庭に出ましたが、そこは何も聞こえない漆黒の闇でした。星も出てなかったようです。
何時もと違う寝場所にミミは良い寝床を見つけたようです。
朝はロクに顔をなめられ起こされたのが4時半頃でした。
ペンション前の牧草地です。 遠くにかすかに見える山の稜線は茶臼岳のものか・・・?
爽やかに晴れ渡った牧草地、聞こえてくる音は鳥の声だけ、車の音の様な人間が作り出す音は全く聞こえません。
このペンションの敷地は4千坪あるそうですが、ドッグラン以外フェンスは無いのです。 密生している篠竹と一本張られたロープがフェンス代りのようです。 ロクもこれを突破することは有りませんでした。
昨夜の無礼を皆様に詫びた後、暫し、昨夜の分を取り戻すべく犬談義に話が弾みました。 食後は帰り支度を済ませ、ドッグランに移動、でもモモちゃんは何時ものミミのようにラン内をゆっくり歩き回るだけです。 ミミは何時になくモモちゃんにちょっかいを出しては叱れていました。
モモちゃんパパに撫でられ猫の様な声を上げて喜んでいるミミです。
ここにはアジリティーの設備が有るけど、ミミもロクもアジリティーは全くの門外漢、でもロクはジャンプは出来るのでここで御披露です。 このままではロクには低すぎるので支柱のトップにバーを置いてのジャンプです。 見事成功です。 これを見ていたペンションのオーナー「今までこんな高いのを飛んだ犬はここでは初めて、すごいねェー」を連発でした。
モモちゃん御一家は連泊ということで我々に丁寧な御挨拶を頂き、那須近辺の観光に出かけました。残った我々はまた寂しい時間を過ごすこととなってしまったので那須に来ると良く立寄っていたペニーレインへのパンの買い物を決めました。 ペニーレィンでは向かいのペンション・イマジンのグレートデンやボルゾイの超大型犬達が腹の底から出て来たような声で吼えていました。
買物も済んだのでLa pisteHPのお勧め場所である那珂川疎水公園に立ち寄り帰宅すること決めました。
駐車場に車を止め目的地向かう途中の疎水公園風景です。
水を見つけたロクは直ぐに水に飛び込み、御満悦です。 それにしても飲めそうな綺麗な水です。
逆流に負けずに前進です。
ここでもロクはノーリード、生き生きしている何とも立派なロクの勇姿です。 水もしたたっています。
ロクがノーリードうろうろしていると地本の高校生らしい3人連れがロクのリードを置いた手前でシャツを脱いだり、水中メガネの準備をし始めました。 近付いて来るロクに怯え勝ちな少年達に「大丈夫だよ!」と声をかけると「こんにちは」と快い挨拶が帰って来て、何が捕れるのかを尋ねるとカジカやヤマメだそうです。
この少年達私たちの質問にも丁寧に答えてくれた好少年でした。
この一寸の遠出、一番楽しかったのは最後の那珂川疎水公園でした。
ここなら日帰りでも来られるのに一寸皮肉な結果となった一泊旅行でした。